書評じゃないです。
岡本太郎の自分の中に毒を持てを読みました。気になったところをピックアップしています。出てきた言葉に「人生」を付け加えて、どんな人生があるのか見てみました。
今までどんな人生を歩み、これからどんな生き方をしていきたいのか考えてます。
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。
人生に挑み、ほんとうに生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身とも無一物、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。
積みへらす人生
蓄える人生
過去の人生
こだわる人生
捨てる人生
ふくらんでくる人生
ちょうどいい人生
社会的な人生
守ろうとする人生
闘う人生
むずかしい人生
きつい人生
否定される人生
甘えがある人生
型にはめた人生
賭ける人生
狭い枠の人生
ごまかしてしまう人生
安易な人生
爽やかな人生
面白い人生
迷う人生
不安な人生
惹かれる人生
情熱を覚える人生
悲劇の人生
何でもない人生
待ちかまえている人生
出る杭は打たれる人生
安全な人生
間違いない人生
保身の人生
無難な人生
同じような人生
生きながらえる人生
人とは違った人生
煮えきらない人生
それでもやっぱり迷いつづけていた。自分はいったい何なのか、生きるということはどういうことか。
その時分、成功することが人生の目的であり、メリットであるように誰もが思っていたし、そう教育された。だがそんなことに少しも価値があるとは思わない。といって失敗は当然また己を失う
闘った人生
美を追求する人生
ぎりぎりの人生
完全燃焼するような人生
危険な人生
与えられた人生
落ち込む人生
つきつけられた人生
残酷な人生
ごまかす人生
絶望的な人生
空しい人生
惰性的な人生
挑む人生
よどんだ人生
高尚な人生
端的に言えば、それでは収入は得られない。食えない。つまり生活できないということである。好かれる必要はない。売らないという前提で絵を描き、あらゆる面で権威主義にたてつき、いわば常識を超えて、人の言わないことをあえて言い、挑んだ。
許されない人生
足を引っ張られる人生
強固な人生
出るわけにいかない人生
叩かれる人生
拓いていく人生
行動する人生
独自である人生
ケシカラヌ人生
不変の人生
閉ざされた人生
不協和な人生
乱す人生
そして、ほとんどの人はこの危険に賭けようとはしない。それは、今までにこの危険に賭けて失敗した人がいたり、また危険に賭けない方がいいというムードが日本人全体にあるからだ。このムードに従って、みんな自分の分限を心得てしまい、消極的にしか生きていない。ただマメに働いて、質よりも量で自分の働きの価値づけをしようというようなところがある。
自由な人生
忙しい人生
疲れてしまう人生
型通りの人生
諦める人生
なぞる人生
貫く人生
属していない人生
成功しない人生
悔やむ人生
それに、人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。
ワタシは、面白い人生がいいです。
つづく🍋
参考記事
楽しく生きて果てる。
では〜。