自力

自分は自分

朝風呂湯船で思ったこと

photo by Thomas Despeyroux https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/VJ3wQXbdeC0

 

朝風呂をしました。湯船に浸かりました。まだ夜が明けきらない暗い中、なんとなく明かりを付けずに、湯船に浸かりながら、道半ばでもいいんじゃないか、と考えていました。

 

年々というか、最近というか、自分に甘くなってきた感じがします。上、もっと上、よく分からないけれど上の方、きっとそこがいいはず、と思っていました。高い方がいいし、多い方がいいし、広い方がいいし、いつからそう思ったんだろう。でも、もういい、というか、なんか違う感じがしてきました。そういうのじゃなくて、人がどうでもいい、でもワタシとしてはやってみたい、そういうことを、気にせずやって、やってみてどう感じるのかを大切にしたいな、と思っています。

 

そこで、何かをはじめたとして、どこまでいけるかは分からないけれど、そのときに思っている、いきたいところに、もしいけなくても、それはそれでいいんじゃないか、と思うようになりました。

 

湯船に浸かりながら、次に思ったのが、期間限定についてです。あるお店がなくなると知って、先週行ってきました(はじめて行ったんですけどね)。いつか行ってみようと思っていて、でもなんだろう、絶対行きたい行くという情熱はなくて、そして、なくなるなんて1ミリも想像してなくて、でも、なくなると知って、行っておこうと思いました。そして行きました。期間限定に弱いです。

 

ある意味、ワタシも期間限定なわけで、いつかなくなる身です。なのですが、期間限定感がなく、生きてるこれが、いつまでも続くような気がして、だって今息をしているし感覚はあるし、急にこれがなくなることの方が不思議で。でも、そうじゃないことぐらい、頭では分かっています。祖父も祖母も、いつかの、一昨日生きていたし、昨日も生きていたから、今日もと思っていたら、そうじゃなかった。いつかは逝くけど、いつかが分からないから、期間限定というのを感じれないのかもしれません。でも、いつか死んじゃうんだよな〜、でも、そんな感じしないし、でも、いつかは来るんですよね。

 

最後に、最近、泣いてないな〜、と思いました。泣きたいとか、そういうんじゃなくて、ただ、そう思っただけです。いつ泣いたかな。泣くって、相当なことがない限りそうはならないだろうから、そのときそういう感じで泣いたとして、今思い出せないということは、たいしたことじゃなくなったんだな、と思いました。

 

いい時間でした。

 

 

朝食に、昨日のポテサラに粒マスタードを追加したのをはさんだのと、バターをのせたのを食べました。美味しい時間でした。

 

いい時間も、美味しい時間も、あっという間だったな。

 

 

楽しく生きて果てる。

では〜。