自力

自分は自分

小学生の時の思い出

掃除機かけてたらこんな事を思い出しました。

 

昔実家に、スプリング式のアームバンドがあったんです。作業する時なんかに袖が落ちてこない様に留めておくゴムみたいなやつで、金属で出来た物でした。祖母の持ち物です。

 

 

こんなのです。これ伸び縮みするから面白くて、引っ張って戻って、引っ張って戻ってを繰り返して遊んでたんですね。暇だったんですねきっと。

 

でなんかこう、強く引っ張ったんです。そしたらさっきみたいに戻らなくなっちゃって、ワタシ怒られると思って冷蔵庫の後ろに投げたんです。バレないように隠したんです。祖母も誰も何も言ってこなくて、怒られずに済みました。

 

ワタシが実家を出て、ある時実家に帰ったら冷蔵庫が新しくなってて、でも「冷蔵庫の後ろにこんな物が落ちててね」みたいな話題もなかったですね。

 

 

もう一つあって、ワタシ祖母のがまぐちから、ちょっと小銭をアレしたんです。そのアレした小銭が母に見つかって聞かれたんですよね、このお金どうしたの?って。ワタシは、道で拾った、あそこの砂利道のところに落ちてたって言いました。その時何回か問われて、その後は何も言われませんでした。祖母も、お金が減ってるとか何も言ってなかったんですよね。

 

 

祖母は、いろいろなくなってる事に本気で気付いてなかったんだろうか、それとも全部分かってて何も言ってこなかったのか。

 

今日は、そんな事を考えながら掃除機をかけてました。

 

 

楽しく生きて果てる。

では〜。