自力

自分は自分

外山滋比古 お金の整理学 #1 〓本〓


お金が好きなので、お金についての本を読んでいます。外山滋比古さんのお金の整理学、興味津津です。心惹かれるというより、感情が揺さぶられる言葉が多いと感じます。この本からの引用と、ワタシのお金の思い出や思うことなどを書いています。

 

日本人は「お金」について語ることを好まない。

お金のことをいうのは卑しいーーこれは、大名に仕える侍の時代から続く偏見だ。

 

ワタシがお金に触れるようになったのはお年玉です。ワタシは他人のお年玉袋にいくら入っているのか知りたくて、一歳上のいとこに「いくら入ってた?」と聞いた記憶があります。『なんで?なんで?』の一点張りで教えてもらえませんでした。が、正月明け学校に行くと、自らお年玉の合計額を発表してる子が数人いて、そんなにもらえるんだすごいなーと思っていました。宝石屋さんの親戚がいてその人に一万円もらったという子がいて、そこで初めて宝石屋さんというのを知りました。

 

結果、個人として働くことを面白がり、自分で工夫を凝らしたことへの対価としてお金を受け取るという感覚がなくなっていく。

 

働くことを面白がるって歳を重ねるごとに、できなくなっていった気がします。お金を多くもらえればもちろん嬉しいし、そうなりたいとは思っていましたが、残業代が出なくても、休日出勤(無給)しても、自分の中で大きな問題にはなっていませんでした。仕事の内容が面白かったからかもしれません。でも、いろんな知識を得るにしたがって、こんなにやってるのにこれだけ?残業代も出ないってブラックじゃん、と思うようになりました。

 

長寿はいいことだと思っている人が多いかもしれないが、長く生きればそのぶん嫌なことや悩みも増える。

最たるものの一つが、お金の問題だろう。

 

「いつまでも元気で長生きしてね」これは、ワタシがイメージする長寿のお祝いの言葉です。小さい頃のワタシは祖父母にいつまでも元気でとか長生きしてとか、なんにも思ってませんでした。亡くなるまでそんな感じだったと思います。祖父は怖かったので、死んでも悲しくないだろうから泣かないと思ってましたが、ボロ泣きしてました。今思えば、祖父が嫌なことがあったり悩みがあったりなど全く感じられなかったのですが、本当のところどうだったのか今更ながら気になりました。

 

医療や介護、年金など、社会保障費の問題が深刻になっている。

莫大な額のお金が必要となる社会保障制度を維持するために、国は税収だけでは賄いきれず、赤字国債まで発行してしまった。

 

税収だけで賄いきれないんじゃなくて、運用がうまくいかなかった、どこかに流れた流したみたいな話もあったりしますが、実際はどうなんでしょう。税金として渡しちゃったお金は見えないし実際何に使われてるか追えないから、興味もなくなります。本当に莫大な額のお金が必要なのかと疑ったりしてます。

 

 

ゆっくり読みます。

 

つづく🍋

 

参考記事

外山滋比古 お金の整理学 #2 〓本〓 - 自力

外山滋比古 お金の整理学 #3 〓本〓 - 自力

 

 

楽しく生きて果てる。

では〜。